機器概要 | Laser Microdissection (LMD)法は、顕微鏡にレーザー照射装置が接続された機器を使って、顕微鏡下で組織切片を観察しながら、切片上の標的とする細胞塊をレーザーによって切り出し、採取、回収することのできる新しい研究ツールである。この手法は、生体組織から標的細胞群を採取することができる為、生体内において特定の遺伝子が、組織を構成する様々な細胞のうち、どの細胞にどれだけ発現しているのかを正確に知ることができる。すなわち、採取した標的細胞群が、それを取り巻く生体内の微細環境によってどんな影響を受けているのかを、直接知ることが可能となるのである。
※2020年11月に農学部へ移設。利用希望者は研究基盤センターへ相談してください。 |
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